Samsung WalletがUSDC送金に対応、82 million台で海外送金を簡素化

Samsung Wallet、USDCを使った国際送金機能を10月末に開始

Samsungは2026年10月最終週から、米国の対象Galaxyユーザー向けにSamsung WalletでUSDCを海外送金できる機能を開始する。60カ国超の銀行口座へ現地通貨で届けられる点が、日本の利用者にも重要な動きだ。

確認できた事実:SamsungがUSDCの国際送金機能を開始

Samsungは2026年10月最終週から、米国の対象Galaxyユーザーを対象に、Samsung Wallet経由のUSDC送金を始める。

対象は米国の8200万台のGalaxy端末で、利用者はUSDCを海外の対応暗号資産ウォレットへ送るか、60カ国以上の対象銀行口座へ送金できる。受取人は暗号資産ウォレットを開設せず、現地通貨で受け取れる場合がある。基盤にはSolanaとSui、保管にはCoinbase Prime Vault、ステーブルコイン関連インフラにはBastionが使われる。Samsungは対応する外部ウォレットへのUSDC送金手数料を請求しないが、受取側のウォレットや取引所が手数料を設定する可能性はある。

日本の読者への影響:ステーブルコインが身近な送金手段になる可能性

今回の統合は、USDCを投資対象だけでなく、銀行口座への国際送金に使う実用サービスとして広げる動きである。

USDCは米ドルに連動するステーブルコインで、価格変動を抑えることを目指す。Samsung Walletでは秘密鍵の管理や別アプリの導入を意識せず、生体認証を使って送金できる設計となる。日本で同様のサービスが展開される場合も、対応国、送金手数料、為替レート、本人確認、暗号資産と法定通貨の交換に関する規制、税務上の扱いを確認する必要がある。今回の発表だけで、日本での提供開始や日本居住者の利用可否が決まったわけではない。

helloBTC編集部の整理と今後の注目点:普及の鍵は利用条件と規制対応

Samsungの端末規模は大きな distribution channel となる一方、実際の普及は対象地域と手数料、受取インフラに左右される。

送金者がUSDCを用意するオンランプと、受取人が現地通貨を受け取るオフランプが一体化すれば、暗号資産ウォレットを使わない層にも利用が広がりやすい。ただし、ブロックチェーンの選択、保管事業者の管理体制、受取側の交換手数料、送金上限、返金や誤送金への対応は確認すべき論点である。今後は米国以外への展開、日本の規制環境との適合、実際の対応国と銀行口座の範囲に注目したい。

一次資料:Solana

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