ビットコインは64,000ドル台を維持、SpaceX株のロックアップ解除が焦点
ビットコインは64,600ドル超で底堅く推移
ビットコインは木曜日、64,600ドルを上回って推移した。前週比では約0.5%上昇し、週初に62,500ドル付近まで下落した場面では買いが入り、50日移動平均線を回復した。FxProのアレックス・クプツィケビッチ氏は、現在の楽観ムードは暗号資産市場全体よりもビットコインに集中していると指摘した。移動平均線は、過去一定期間の平均価格を示す指標であり、相場の方向感を判断する材料の一つだ。
SpaceX株1010億ドルの取引解禁と保有ビットコイン
市場では、イーロン・マスク氏が所有するSpaceXにも注目が集まっている。木曜日に最初のロックアップ期間が終了し、約1,010億ドル相当のSpaceX株が取引可能になる見込みだ。ロックアップとは、株式の売却を一定期間制限する仕組みである。SpaceXは6月末時点で18,712BTCを保有しており、当時の評価額は約11億ドルだった。株式の取引解禁が暗号資産市場へ直接どの程度影響するかは確認されていないが、投資家が企業の暗号資産保有状況を意識する材料となる。
主要アルトコインは方向感に欠ける展開
主要暗号資産では、イーサリアムが1%超上昇して1,904ドルとなった一方、7日間では0.7%下落した。XRPは約3%下落して1.04ドル、BNBは1%超下落して595ドルとなった。BNBは週間では3.5%上昇し、主要銘柄の中で比較的強い値動きだった。ソラナは約1%下落して74ドル近辺、ドージコインは7セント、トロンは33セント付近で推移した。HyperliquidのHYPEは56ドル前後で横ばいだったが、週間では4%超上昇した。
株式市場では、MSCIオール・カントリー・ワールド指数が0.2%下落し、韓国のKOSPIは4.4%下落した。半導体株の下落が重しとなった一方、金は利上げ観測の後退を背景に0.4%上昇した。日本の投資家にとっては、ビットコイン単独の強さだけでなく、AI関連株や半導体株など世界のリスク資産全体の動向、さらに米ドル建て価格と為替の変動を合わせて確認することが重要だ。
出典:CoinDesk
