Robinhood、英国向けアプリで50種類超の暗号資産取引を開始
英国のRobinhoodアプリで50種類超の仮想通貨を取引可能に
Robinhoodは英国で、手数料無料の仮想通貨取引を開始すると発表した。対象のオールインワンアプリでは、株式や株式ISA、オプション、先物に加え、50種類を超える暗号資産を扱える。ビットコイン、イーサリアム、XRP、Hyperliquid(HYPE)などが対象に含まれる。サービスは今週から、対象となる英国の顧客に段階的に提供される予定だ。
仮想通貨取引は、Robinhoodが2025年に買収した暗号資産取引所Bitstampを通じて提供される。手数料無料を掲げる一方、実際の取引コストを確認する際は、適用条件や価格差(スプレッド)などの取引条件を確認する必要がある。
生成AI「Cortex Digests for Crypto」が値動きの要因を解説
今回の発表では、生成AIを活用したウィジェット「Robinhood Cortex Digests for Crypto」も導入される。生成AIとは、入力されたデータを基に文章などを作成する人工知能技術である。
このサービスは、速報ニュース、市場データ、テクニカル指標、Robinhood独自の分析を調べ、個別の暗号資産が値動きした主な要因を平易な英語で説明する。初心者にとって、価格チャートだけでは把握しにくい材料を確認する補助機能となる。ただし、AIの説明は投資判断そのものではなく、情報の正確性や重要度を利用者自身が確認する必要がある。
英国展開が日本の仮想通貨投資家に示すサービス競争
Robinhoodは、既存の英国向けプラットフォームには不透明な価格体系や広いスプレッドがあり、顧客のリターンを目減りさせる場合があると指摘した。そのうえで、透明性が高く低コストな選択肢を提供すると説明している。
また、英国の開発者は、Arbitrum上に構築されたレイヤー2ブロックチェーン「Robinhood Chain」を利用して開発できる。レイヤー2とは、既存のブロックチェーン上で処理を補助し、拡張性を高める仕組みだ。今回の英国展開は、取引機能だけでなく、AI分析やブロックチェーン開発環境を含む暗号資産エコシステムの拡大を示す動きである。日本の投資家にとっても、手数料、スプレッド、対応銘柄、AI分析の信頼性を比較する際の材料となる。
出典:CoinDesk
