ビットコイン・イーサETFに26億ドル流入、2025年10月以来の規模

BTC・ETH現物ETFの資金流入が急拡大、週間26億ドルに

米国のビットコイン・イーサ現物ETFは、2026年8月第3週に合計26億ドルの純流入を記録した。前週の流出から急反転し、機関投資家の需要を測る重要な指標として日本の投資家にも注目される動きだ。

確認できた事実:米国の現物ETFに26億ドルが流入

米国のビットコインとイーサの現物ETFは、2026年8月第3週に合計26億ドルの純流入を記録した。

内訳はビットコインETFが19億ドル、イーサETFが6億9,7,200,000ドルで、いずれも2026年における最大の週間流入となった。前週は合計3億9,2,000,000ドルの純流出だったため、週次では約30億ドルの改善である。8月7日終了週の合計11億ドルと比べても、流入額は大きく増加した。

ビットコインETFの週間取引高は前週の69億ドルから221億ドルへ増え、219%超の伸びとなった。純資産残高も766億ドルから961億ドルへ25.4%増加した。累積純流入額は、ETF取引開始以降で537億ドルに達している。

イーサETFの週間取引高は19億ドルから69億ドルへ259.4%増加し、純資産残高は105億ドルから143億ドルへ35.9%増加した。累積純流入額は122億ドルである。

日本の読者への影響:ETFは機関投資家の需要を確認する材料

今回の流入急増は、暗号資産市場全体の上昇局面でETFを通じた買い需要が強まったことを示す材料である。

特にビットコインETFでは、水曜日に5億1,7,200,000ドル、木曜日に6億6,300,000ドルが流入した。木曜日はBlackRockのIBITに5億3,000,000ドルが入った。ETFの純流入は、単なる価格変動ではなく、米国の証券市場を通じた資金の方向を確認する指標として活用できる。

ただし、日本の投資家が米国ETFを直接売買する場合は、利用する証券会社の取扱状況、為替変動、米国市場の取引時間、税務上の扱いを確認する必要がある。ETFへの資金流入が強いからといって、個別の暗号資産価格が上昇し続けることを保証するものではない。

helloBTC編集部の整理と今後の注目点:流入の持続性と年初来収支を確認

過去最大級の週間流入でも、2026年のETF全体の資金流出を完全に解消したわけではない。

ビットコインETFは2026年に約29億ドル、イーサETFは約1億9,1,800,000ドルの純流出となっている。今回の流入により、両カテゴリー合計の年初来赤字は57億ドルから31億ドルへ縮小したが、なお流出超過である。

また、純資産残高の増加には新規流入だけでなく、ビットコインやイーサの価格上昇も影響している。今後は、数週間にわたって純流入が続くか、取引高が維持されるか、価格調整時にも資金が残るかを分けて見る必要がある。ETFの流入額だけで投資判断を決めず、価格、出来高、年初来収支を組み合わせて確認することが重要だ。

一次資料:SoSoValue

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